Clara Cebrian: Almost Impulsive and Uncontrollable
"Painting is my safe space" Artist in Madrid, Clara Cebrian invited the photographer Marta Rubio to her studio
「絵を描くことが私の“居場所”」マドリードに住むカーラ・セブリアンが、フォトグラファー、マルタ・ルビオをスタジオに招く。日本語訳は写真の下。
Featuring Clara Cebrian, Photography Marta Rubio, Editor eucari.
The happiest moment this year - Renting a small powerboat with my new boat licence, I passed the exam this summer in Greece.
Best holiday destination - Sicily
Favourite things of Madrid - My brother’s house
Secret chill spot - My bed in the morning
Music for weekends - Soundtrack of "Free Willy (1993)"
Dinner party meal - Parmigiana
Favourite cocktail - Whatever cocktail someone prepares me with love
すべては本能なのです。私にとって絵を描くことは、冷蔵庫を開けて食べたいものを決めるのと同じくらい自然なことで、前もって計画するようなものではありません。衝動的に、この線がここに必要だと感じます。
色についても、自分の目で見てきれいだと思える色をつくって、そのきれいな色同士がうまく組み合わせようとしています。この過程は、本に書いてある料理のレシピのように説明できるものではなくて、自分でもコントロールできない、とても自然な流れのような気がします。それは、料理の作り方を知っていても、正確な時間と量を正確に伝えることができないお母さんたちと一緒です。
私が描きたいものを描くと、たまたまある人がそれを気に入ってくれる。でも、その逆の計画を立てようとしても、絶対にうまくいかないです。
私は絵画よりもずっと前にアニメーションを始めましたが、それによってペインティングという選択肢があることを理解しました。アニメーションは精神的にとても良いものです。同じ形を少しだけ変えて繰り返して表現に落とし込む行為は、まるで瞑想のようです。
私の日常生活にも「普通」というものがあればいいのにと思います。私は計画を立てるのが苦手なので、常に変化したいという衝動に駆られて日常生活がどんどん変わっていきます。でも、もし選ぶとしたら、外出するだけでなく、できるだけ屋外や自然の中にいるという「普段」を選びます。
絵を描くことは、不安を解消するためにとても大切なことです。絵を描いているときは、過去のある日に起こった小さな出来事や物語の記憶が、どこからともなく頭のなかに浮かんできます。自分の気持ちに向き合うためにとても役立ちました。アート制作という“ツール”に出会えたことにとても感謝しています。絵を描かなかったら、これまで何をしてきたのか想像できませんでした。
絵を描くことこそが、私の“居場所”だと信じています。
Clara Cebrian
@clara.cebrian
claracebrian.com
Marta Rubio
@martarubio._
martarubiostudio.com